答え:20c㎡。
答えは一つですが、答えにたどり着くまでの方法はいくつもあります。みなさんも一緒に考えて見ましょう。



解き方1……BD間に線を引くと、三角形BCDと三角形BCFはどちらもBCを底辺とする同じ高さの三角形となるので、面積は等しい。この二つの三角形は三角形BCEが両方に共通しているので、それを除いた三角形BDEの面積=三角形CEFの面積となる。平行四辺形ABCDの面積が100c㎡なので、三角形BCDの面積はその半分の50c㎡。点Eは辺CDを6:4に分割しているので、三角形BCEの面積:三角形BDEの面積も6:4になることから、三角形BDEの面積を求めると、50÷10×4=20。よって三角形BDEの面積=三角形BCFの面積は20c㎡。

解き方2……「解き方1《と同じようにBD間に線を引く。三角形BCDと三角形BCFは同じ面積となる。三角形BCEの面積は、三角形BCDの10分の6なので、50÷10×6=30。三角形BCFから三角形BCEの面積をひけば三角形CEFの面積が求められるので、50-30=20 よって三角形CEFの面積は20c㎡。

解き方3……三角形BCDの面積は平行四辺形ABCD(100c㎡)の半分なので50c㎡。DE:EC=4cm:6cm=2:3より、三角形BDEの面積:三角形BCEの面積=2:3なので、三角形BCE=30c㎡。三角形BCEと三角形FDEは相似なので、CE:ED=6cm:4cm=3:2より、BE:EF=3:2。よって、三角形BCEの面積:三角形CFEの面積=3:2なので、三角形CFEの面積は20c㎡。

解き方4……三角形DEFと三角形CEBは相似なので、DE:EC=4cm:6cm=2:3より、DF:BC=2:3。BC=12cmより、DF=8cm。三角形CEFについて、CEを底辺と考えると、三角形CEFは平行四辺形ABCD(100 c㎡)に比べて、底辺は6cm÷10cm=3/5(5分の3)、高さは8cm÷12cm=2/3(3分の2)、さらに三角形なので1/2(2分の1)となる。よって、三角形CEFの面積は、100c㎡×3/5×2/3×1/2 = 20c㎡。